シール材の点塗布装置

業界
  • 電子部品
工程
  • 位置決め
  • 位置決め
【装置概要】
  • 基板上にシール剤を6か所点塗布する工程です。(処理枚数:2,400枚/日)
<改善前> 【工程説明(従来の設備で説明します)】
  • ・直交ロボットが作業原点で待機しています。
  • ・作業者が手作業で基板を塗布台にセットします。
  • ・作業者が起動スイッチを押して直交ロボットでディスペンサーを最初の塗布位置に移動します。
  • ・エアシリンダーが下降し、ディスペンサーにより最初の位置へシール剤を点塗布します。
  • ・点塗布が終了したら、エアシリンダーが上昇します。
  • ・直交ロボットが次の位置に移動し、点塗布を繰り返します。(合計6か所)
  • ・直交ロボットが作業原点へ移動し、作業員が基板を取り外します。
【問題点】
  • ・朝夕や周りの装置の影響を受けてエア圧が変動し、エアシリンダーの速度が不安定でした。
    エア圧が低下すると、ディスペンサーの上下動作速度が遅くなり、次の不具合が発生していました。
    ・下降途中にシール剤の吐き出しが始まってしまい、 塗布面積までシール剤が広がらないことがありました
    ・上昇時にシール剤の糸が切れないことがありました。
    ・次の位置に移動するときに糸を引いてしまい不良になることがありました。
【対処】
  • ・シール剤の広がり不足や糸引きが発生した場合は、作業を中断してエアシリンダーのスピコン調整作業(10分)を1日に平均3回行っていました。
<改善後> 【今回の設備】
  • ・エアシリンダーをエレシリンダーに変えました。
【改善点】
  • ・A(加速度)、V(速度)、D(減速度)の調整ができ、常に同じ動きを行えるため、ディスペンサーの上下動作速度が安定しました。
    上下動作速度の低下がなくなったことにより、
    ・シール剤の広がり(塗布面積)不足
    ・シール剤の糸が切れない
    ・移動時に糸を引く
    といった不具合が一切発生しなくなりました。
【改善による効果】(条件:人件費2,300円/時間、年間稼働日数280日)
労働時間を1日0.5時間短縮できました。
1日当たりのスピコン再調整にかかっていた時間0.5時間(10分×3回=30分)がなくなりました。
 年間人件費削減効果は32万円です。
 2,300円×0.5時間×280日=322,000円

関連商品情報

アクチュエーター
エレシリンダー EC-S6

資料請求・問い合わせ

製品に関するお問合せをはじめ、導入をご検討のご相談などお気軽にお問合せ下さい。