静岡県のお土産といえば、お茶、みかん、うなぎパイが有名ですが、県の中部に位置する安倍川周辺の名物「安倍川もち」も有名です。
安倍川もちは、1596年頃、徳川家康が安倍川上流にあった笹山金山を視察した折に食べた餅を「安倍川もち」と名付けたのが由来とされています。
家康は、茶店の主人が餅を差し出す時に言った言葉「金な粉餅にてございます」と、きなこの黄色を安部川上流でとれる砂金にかけた事にいたく喜び、その餅を家康直々に安倍川もちと名付けたと言われています。
本来はつきたての餅にきな粉をまぶしたものに、白砂糖をかけた物でありますしたが、 現在では小豆飴をまぶしたものが主流で最近では抹茶をまぶしたものもあります。
当時、大変貴重で珍しかった白砂糖を使っていることから有名になり、多くの人々が安倍川の渡しで順番を待つ間にそれを茶店で食べ、次第に東海道の名物となりました。今や金山はなくなりましたが、安倍川餅はきなこ餅の代名詞となりました。
安倍川橋のそばにある昔ながらの茶店「石部屋(せきべや)(1804年創業)」で、遠い昔、徳川家康が感銘した元祖安倍川もちをぜひ味わってみてください。 |