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羽衣の松

天女が羽衣を掛けた「羽衣の松」
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羽衣の松の傍にある「羽車神社」
三保の松原

日本新三景のひとつである三保の松原は、約7kmの海岸線に5万4千本の松が茂り、三大松原のひとつに数えられています。波打ち際から望む富士山はまさに圧巻です。その三保の松原の中に、“天女の羽衣”の舞台となった「羽衣の松」があります。樹齢650年を超える「羽衣の松」を見ると本当に天女が舞いおりてきたと思わせます。

この「羽衣伝説」、実は日本各地に存在していますが、この三保の松原の羽衣伝説がもっとも有名とされています。

秋には、三保の松原で「羽衣まつり」が開催され薪能が演じられます。三保の浜に能舞台が特設され、波の音を聞きながら暗闇の中でかがり火をたいての能鑑賞となり、なんとも幻想的な世界が広がります。


〜全国の羽衣伝説〜

羽衣伝説には実は非常に多くの種類があります。ここでは2つの代表的なストーリーをご紹介します。

〜水浴びをしている天女の姿に心を奪われた男が天女を返すまいと、天女の羽衣を隠してしまいます〜

までは同じなのですが、続きは土地柄で様々。ここでは近江型と丹後型をご紹介します。ちなみに、三保の「天女の羽衣」は近江型(一般型)になります。

「近江型(一般型) 」

    1. 天に帰れなくなった天女は男と結婚し子供を残す(幸をもたらす)。
    2. 天女は羽衣を見つけて天上へ戻る

「丹後型 」

    1. 天に帰れなくなった天女は老夫婦の子として引き取られる
    2. 天女は酒造りにたけ、老夫婦は裕福となる
    3. 老夫婦は自分の子ではないと言って追い出す
    4. 天女はさまよった末ある地に留まる

また、中国、東南アジアでも同じような羽衣伝説があるそうです 。


Information
住  所 : 静岡県静岡市清水区三保
アクセス : JR清水駅から三保方面にバスで約25分、「三保松原入口」下車、徒歩10分