静岡市中心部にある駿府城跡の北西、静岡の地名の元と言われる賤機山(しずはたやま)のふもとに、「静岡浅間神社」はあります。古くから、駿河国総社として、また静岡の守護神として広く信仰を集めており、静岡の人々の生活と切っても切れない関係にある神社です。
また、1555年に、当時今川氏の人質であった徳川家康が、「静岡浅間神社」にて元服式を行った事から、家康公ゆかりの神社としても有名です。江戸時代には、徳川氏から手厚い保護を受け、現在の社殿は、江戸時代末期に約60年の歳月と約10万両(1両=7万円として、現在の金額で約70億円)を費やして再建されました。浅間造りの大拝殿をはじめ、各社殿群は、朱塗りに極彩色の彫刻が施された絢爛豪華な建物で、国の重要文化財の指定を受けています。特に、大拝殿は宏壮雄大な建築で、高さ25メートル、殿内は132畳敷の広さがあります。
家庭円満・安産・火難消除などを守護神とする、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られており、その名前より、神社では「桜」が御神木とされています。境内には多くの桜の木が植えられていて、春になると壮麗な浅間神社の裏手に咲くソメイヨシノが大変美しく、静岡の桜の名所のひとつとなっています。
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