【工程】
・材料(小麦粉、水、食塩)を混ぜた後の生地にコシを出すためにこねる工程です。
【従来の問題点】
・作業者がうどんの生地をこねる作業を、足踏みで1日に3時間行っていました。
・踏み込みムラが原因で、うどんを細く切る前にのばす工程で、のびが悪く生地がひび割れる不良があり、廃棄を行っていました。不良率:平均3%
【ロボシリンダー採用による改善内容】
・作業者が足踏みで行っていた作業を自動化できました。
・品質が安定し、不良による廃棄がなくなりました。
【改善による効果】
●うどんの生地をこねる作業にかかる人件費を削減できました。
作業時間3時間/日、年間稼働日数240日
人件費1,800円/時の場合
3時間×240日×1,800円=1,296,000円/年
●不良廃棄がなくなりました。
年間稼働日数240日、生産量10kg/日
材料費200円/kg、不良率3%の場合
10kg×200円×0.03×240日=14,400円/年
→効果の合計
①1,296,000円+②14,400円=1,310,400円/年 → 年間削減効果:131万円
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