RCS2-RTC12L

メインスペック

項目 内容
減速比 1/18 1/30
出力トルク(N・m) 5.2 8.6
速度/加減速度(注1) 最高速度(度/s) 800 600
定格加減速度(G) 0.3 0.3
最高加減速度(G) 0.3 0.3
ブレーキ ブレーキ仕様 無励磁作動電磁ブレーキ
ブレーキ保持トルク(N・m) 1.0
動作範囲(度) 多回転 360(注2)

(注1) 1G≒9807度/s2

(注2) 「選定上の注意」をご参照ください。

項目 内容
駆動方式 ハイポイドギヤ
繰返し位置決め精度 ±0.005度
原点復帰方式 近接センサー方式
原点復帰精度 ±0.005度
ロストモーション ±0.05度以下
許容スラスト荷重 800N
動的許容負荷モーメント 25N・m
許容慣性モーメント 減速比 1/18 0.1kg・m2
減速比 1/30 0.17kg・m2
使用周囲温度・湿度 0~40℃、85%RH以下(結露なきこと)
保護等級 IP40
耐振動・耐衝撃 4.9m/s2
海外対応規格 CEマーク、RoHS指令
モーター種類 ACサーボモーター
エンコーダー種類 インクリメンタル/アブソリュート
エンコーダーパルス数 16384 pulse/rev
納期 ホームページ[納期照会]に記載

ロータリータイプモーメント方向

適応コントローラー

本ページのアクチュエーターは下記のコントローラーで動作が可能です。ご使用になる用途に応じたタイプをご選択ください。

名称 外観 最大接続
可能軸数
電源電圧 制御方法 最大位置決め点数
ポジショナー パルス列 プログラム ネットワーク ※選択
DV CC CIE PR CN ML ML3 EC EP PRT SSN ECM
RCON 16
(ML3,SSN,ECMは8)
DC24V
単相AC200V
三相AC200V
128
(ML3,SSN,ECMはポジションデータなし)
RSEL 8 36000
SCON-CB/CGB 1 単相AC
100V/200V
512
(ネットワーク仕様は768)
SCON2-CG 1 単相AC100V 384
SCON2-CG 1 単相AC200V 384
SSEL-CS 2 単相AC
100V/200V
20000
XSEL-P/Q 6 単相AC200V
三相AC200V
20000
XSEL-RA/SA 8 55000
(タイプにより異なります)

(注) DV、CCなどのネットワーク略称記号については、8-15ページをご確認ください。

(注) アブソリュートのアクチュエーターは、RCON-SCに接続できません。R-unit(RCON/RSEL)と接続するには、拡張ユニット(RCON-EXT)とSCONもしくはSCON2が別途必要です。

(注) モーションネットワーク仕様のEC、ML3、SSN、ECMは回転軸インデックスモードは使用できません。

(注) SCON2のML3とECは、コントローラー型式の機能オプションなしの場合はリモートI/O仕様となり、機能オプションに「M」が選択された場合はモーションネットワーク仕様となります。

海外規格

(注) CEはオプションになります。

選定上の注意

(1)「メインスペック」の動作範囲は、ノーマルモード(多回転動作)が±9999.99度、インデックスモード(無限回転動作)が0~359.99度(無限回転動作時は359.99度を超えると0に戻ってカウント)になります。減速比が1/30の場合は、ノーマルモードの動作範囲は±6140.99度となりますのでご注意ください。
(2)コントローラーによってインデックスモードでの制御ができない場合があります。詳細は「動作モードとコントローラーとの組合わせの注意事項」をご参照ください。

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寸法図

※1 アクチュエーターケーブルはロボットケーブルではありません。

※2 モーターケーブルおよびリミットスイッチ付エンコーダーケーブルを接続します。

※3 異物侵入防止のため、セットスクリューで埋栓されています。取付け面として使用する場合は取外してください。

(注) 側面取付穴の寸法は左右対称です。

(注) 下平面図は斜線部が回転部となります。

(注) 標準仕様/逆回転仕様(オプション)とも下記A部拡大図の位置が原点位置となります。原点復帰時、標準仕様は上から見て左に回転して原点復帰を行い、原点復帰完了後右回転で動作を行います。逆回転仕様は、右に回転して原点復帰を行い、原点復帰完了後左回転で動作を行います。

質量

項目 内容
質量 ブレーキ無し 6.2kg
ブレーキ有り 6.5kg

振れ精度と平行度の目安

振れ精度と平行度については目安値です。

原点復帰方法と正回転方向

回転部上面から見て、時計方向の回転が+方向となります。

原点復帰動作は反時計方向に回転します。

センサーを検出してθの範囲(注3)を動作後、停止します。

(注3) 原点復帰範囲θ:15度

積載物形状と質量の目安

■円板状の積載物の中心が出力軸中心となる場合

■出力軸中心からオフセットする積載物の場合

動作モードとコントローラーとの組合わせの注意事項

動作モード 動作説明 動作範囲 対応可能エンコーダー種類 コントローラー選定時の注意 出荷時設定
インデックスモード 回転軸を1回転させると、現在座標が0degになります。
一方向に回転させ続ける用途で使用します。
0~359.99 I:インクリメンタル 以下のタイプは対応不可
SCON-CBコントローラー
・パルス列制御タイプ
・ML3、ECM
RCONコントローラー
・ネットワークタイプML3、SSN、ECM
エンコーダー種類で
設定されています。
I :インクリメンタル時
インデックスモード
A:アブソリュート時
ノーマルモード
ノーマルモード 有限の範囲で回転させる用途で使用します。
0degに戻すためには、逆回転が必要です。
減速比1/30:±6140.99(注4) I:インクリメンタル
A:アブソリュート

(注4) ソフトリミットのパラメーターの手動設定が必要です。