アイエイアイの仕事 アイエイアイの各分野で活躍する社員をご紹介。

望月将(もちづき・まさし)製造部資材課

変わりゆく市場をチェック
部品ひとつひとつを吟味する

 製造部は自社製品を製造している部署です。その中でも資材課は購入する部品について仕入先と交渉する部門になります。価格や納期等、様々な観点から検討し、仕入先を決めています。定期的に仕入先へ価格の見直しをお願いしたりもします。

 また課内で勉強会を開催しています。私は電子部品の担当なのですが、昨今、海外メーカーの部品を扱う機会が増えています。そうなると仕様書が英語で書かれていたり、電話のやり取りも英語だったりします。そこで語学力のスキルアップをはかるため課内で勉強会をするんです。仕入先の相手は会社の社長さんや営業担当者ですから、交渉をうまく進めるための会話術も必要です。このための勉強会も行っています。

繊細な交渉を進めるスキル
未来を見据えたビジョン

 仕入先には、当社の今後のビジョンをお話ししています。アイエイアイのビジョンに合致するように、”こういう点をお願いできないか”、といった感じで交渉を進めるんです。当社と同じベクトルを向いてもらうんですね。先方に納得していただかなければ、合意は得られません。納得していただけるように交渉できるよう工夫を凝らします。先方の業績にも関係してきますから、こちらも慎重になりますし、先方も積極的に話を聞いてくださいます。会社同士の協力関係を結ぶ交渉ですね。そのぶん繊細な交渉です。

 交渉の仕方は仕事を通じて憶えていきました。 “先輩がこうやっているから真似てみよう” とか、“逆にこれは言い過ぎだな” とか、見ながら学んでいきます。2~3年続けるとこうすればこうなるという方向性が見えてきますので、自分なりの仕事の仕方になっていきました。

部署をこえた人脈づくり
コミュニケーション力を活かす

 入社当初、6機種もの新製品を同時に立ち上げる案件がありました。まだ資材課の仕事を身につける前で右も左もわからない中、進めていくのは大変でした。自分でもよく問題なく進められたと思うのですが、よく考えると、先輩方に助けられてなんとかできたという感じです。

 他部署の協力はなくてはならないものです。例えば、設計担当者との関係。図面上では可能でも実際に部品加工すると限界があるということもあります。“この部品にすれば少し安くなる” とか “材質の問題でこうした方がいい” とか、仕入れ先から来た情報を設計担当へ伝えて製造に反映させます。生産管理課や実際に製品を組み立てる組立課とも打合せしながら進めます。

 この仕事は、金勘定ができるだけではいけません。製品のことや製造現場のことも視野に入れつつ交渉を進める必要があるからです。そういう意味では、社内の人脈がとても大切になります。他部署に頼みづらいお願いをすることもあります。そういう時は、普段からの関係が重要。簡単なことならばメールで済みますが、しっかり話をしなければわからないような案件では、資料を持って行って、設計担当の方を説得することもあります。

信頼を築くためにできること
最終的には人対人の関係

 外部の取引先とたくさんお付き合いがありますから、色々な方と話ができるのも仕事の魅力です。交渉においては、人柄は様々でマニュアルではどうしてもうまくいきません。面と向かって話をすると、そういうところがわかってくるんです。しかも1回限りの取引ではありません。今後、良好な関係を維持するために、どうしていくべきかを考えていきます。悩みどころではありますが、おもしろいところです。

 先方の営業担当者が変わるというのはよくあります。引き継ぎを終了するとその後はあまり連絡を取ることはなくなるのですが、たまに担当が変わった後も連絡が来たりします。このように連絡を頂けるのは嬉しいですね。先方と信頼関係を築けていたことを実感できます。

 資材課は仕入先から購入しているので、どうしても強気に言いがちなんです。けれど、いざ会社の看板がとれた時、最終的には人対人です。困った時に助けてもらえるような関係を築いておくことが大切だと思います。

 仕入先の生産拠点は世界中にあります。最近フィリピンで大きい台風がありましたが、フィリピンにどのメーカーの工場があるのか、その工場が被災したことでどんな影響が出てくるのか、わからない面もでてきます。2011年の東日本大震災では資材の供給難が起こりました。そういう時に、情報を提供してくれたり助けてくれる仕入先は心強いんです。

何よりも責任感を持って
はっきりと成果が見える仕事

 資材課は工学専攻の方でなくても活躍できる部署ですし、逆に工学を専攻していればその強みを発揮できる部署でもあると思います。実際に経済学部出身者もいますし、化学や工学の出身者もいます。工学の知識があると、製品のこの部分はこういう動きをするという細部がわかるんですね。私は会計学科を卒業していますので、初めは産業用ロボットのことを全く知りませんでした。今でも製品について勉強し、仕事に活かせるように心がけています。

 これから入社される方には、責任感を期待します。利益に直結する部門ですから、自分の交渉次第で会社の損益が変わってきます。最終的に数字として如実に結果が出てきます。そのぶん自分のやったことの責任は明確です。また、私の担当は30〜40社、品目数にすると数千になると思います。シール1つでも揃っていなければ出荷ができません。そういう細かい仕事でもありますから、見落としがないように仕事をする責任感が重要になると思います。

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