RCS2-RTC8L
RCS2-RTC8HL

メインスペック

項目 内容
モーター出力(W) 12 20
減速比 1/24 1/15 1/24
出力トルク(N・m) 0.55 0.53 0.85
速度/加減速度(注1) 最高速度(度/s) 750 1200 750
定格加減速度(G) 0.3 0.3 0.3
最高加減速度(G) 0.3 0.3 0.3
ブレーキ ブレーキ仕様 無励磁作動電磁ブレーキ
ブレーキ保持トルク(N・m) 0.42
動作範囲(度) 多回転 360(注2)

(注1) 1G≒9807度/s2

(注2) 「選定上の注意」をご参照ください。

項目 内容
駆動方式 ハイポイドギヤ
繰返し位置決め精度 ±0.005度
原点復帰方式 近接センサー方式
原点復帰精度 ±0.005度
ロストモーション ±0.05度以下
許容スラスト荷重 400N
動的許容負荷モーメント 5N・m
許容慣性モーメント 12W減速比 1/24 0.011kg・m2
20W減速比 1/15 0.01kg・m2
20W減速比 1/24 0.017kg・m2
使用周囲温度・湿度 0~40℃、85%RH以下(結露なきこと)
保護等級 IP40
耐振動・耐衝撃 4.9m/s2
海外対応規格 CEマーク、RoHS指令
モーター種類 ACサーボモーター
エンコーダー種類 インクリメンタル/アブソリュート
エンコーダーパルス数 16384 pulse/rev
納期 ホームページ[納期照会]に記載

ロータリータイプモーメント方向

適応コントローラー

本ページのアクチュエーターは下記のコントローラーで動作が可能です。ご使用になる用途に応じたタイプをご選択ください。

名称 外観 最大接続
可能軸数
電源電圧 制御方法 最大位置決め点数
ポジショナー パルス列 プログラム ネットワーク ※選択
DV CC CIE PR CN ML ML3 EC EP PRT SSN ECM
SCON-CB/CGB 1 単相AC
100V/200V
512
(ネットワーク仕様は768)
SSEL-CS 2 20000
XSEL-P/Q 6 単相AC200V
三相AC200V
20000
XSEL-RA/SA 8 55000
(タイプにより異なります)

(注) DV、CCなどのネットワーク略称記号については、8-15ページをご確認ください。

(注) R-unit(RCON/RSEL)と接続するには、拡張ユニット(RCON-EXT)とSCONが別途必要です。

(注) モーションネットワーク仕様のEC、ML3、SSN、ECMは回転軸インデックスモードは使用できません。

海外規格

(注) CEはオプションになります。

選定上の注意

(1)「メインスペック」の動作範囲は、ノーマルモード(多回転動作)が±9999.99度、インデックスモード(無限回転動作)が0~359.99度(無限回転動作時は359.99度を超えると0に戻ってカウント)になります。減速比が1/24の場合は、ノーマルモードの動作範囲は±7670.99度となりますのでご注意ください。
(2)100度/s以下の速度で動作させた場合、わずかに振れながら動きます。出来るだけ100度/sより速い速度でご使用ください。
(3)コントローラーによってインデックスモードでの制御ができない場合があります。詳細は「動作モードとコントローラーとの組合わせの注意事項」をご参照ください。

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寸法図

※1 アクチュエーターケーブルはロボットケーブルではありません。

※2 モーターケーブルおよびリミットスイッチ付エンコーダーケーブルを接続します。

※3 異物侵入防止のため、セットスクリューで埋栓されています。取付け面として使用する場合は取外してください。

(注) 下平面図は斜線部が回転部となります。

(注) 標準仕様/逆回転仕様(オプション)とも下記A部拡大図の位置が原点位置となります。原点復帰時、標準仕様は上から見て左に回転して原点復帰を行い、原点復帰完了後右回転で動作を行います。逆回転仕様は、右に回転して原点復帰を行い、原点復帰完了後左回転で動作を行います。

質量

項目 内容
質量 ブレーキ無し 8L:2.1kg/8HL:2.2kg
ブレーキ有り 8L:2.3kg/8HL:2.4kg

振れ精度と平行度の目安

振れ精度と平行度については目安値です。

原点復帰方法と正回転方向

回転部上面から見て、時計方向の回転が+方向となります。

原点復帰動作は反時計方向に回転します。

センサーを検出してθの範囲(注3)を動作後、停止します。

(注3) 原点復帰範囲θ:18度

積載物形状と質量の目安

■円板状の積載物の中心が出力軸中心となる場合

■出力軸中心からオフセットする積載物の場合

動作モードとコントローラーとの組合わせの注意事項

動作モード 動作説明 動作範囲 対応可能エンコーダー種類 コントローラー選定時の注意 出荷時設定
インデックスモード 回転軸を1回転させると、現在座標が0degになります。
一方向に回転させ続ける用途で使用します。
0~359.99 I:インクリメンタル 以下のタイプは対応不可
SCON-CBコントローラー
・パルス列制御タイプ
・ML3、ECM
RCONコントローラー
・ネットワークタイプML3、SSN、ECM
エンコーダー種類で
設定されています。
I :インクリメンタル時
インデックスモード
A:アブソリュート時
ノーマルモード
ノーマルモード 有限の範囲で回転させる用途で使用します。
0degに戻すためには、逆回転が必要です。
減速比1/15:±9999.99
減速比1/24:±7670.99
(注4)
I:インクリメンタル
A:アブソリュート

(注4) ソフトリミットのパラメーターの手動設定が必要です。