メインスペック
項目 | 内容 | |||
---|---|---|---|---|
ストローク | ストローク(mm) | 10 | 20 | |
水平 | 可搬質量 | 最大可搬質量(kg) | 0.75 | 0.75 |
速度 | 最高速度(mm/s)(設定値)(注7) | 100 | 100 | |
最高速度(mm/s)(実速度)(注7) | 91 | 87 | ||
最低速度(mm/s) | 5 | 5 | ||
加減速度 | 定格加減速度(G) | 0.3 | 0.3 | |
最高加減速度(G) | 0.3 | 0.3 | ||
垂直 (注8) | 可搬質量 | 最大可搬質量(kg) | 0.25 | 0.25 |
速度 | 最高速度(mm/s)(設定値)(注7) | 100 | 100 | |
最高速度(mm/s)(実速度)(注7) | 91 | 87 | ||
最低速度(mm/s) | 5 | 5 | ||
加減速度 | 定格加減速度(G) | 0.3 | 0.3 | |
最高加減速度(G) | 0.3 | 0.3 | ||
押付け | 押付け時最大推力(N)(注9) | 11.5 | 12.29 | |
押付け最高速度(mm/s)(設定値)(注7) | 20 | 20 | ||
押付け最高速度(mm/s)(実速度)(注7) | 18 | 17 | ||
スプリング反力 (ロッド引張力) | 後退端でのスプリング荷重(N) | 1.8 | 1.8 | |
前進端でのスプリング荷重(N) | 4.36 | 4.36 |
(注7) ワイヤコントローラーへの設定値(指令値)と、ロッドの実速度(参考)には差があります。
(注8) ロッド下向き設置の場合、ロッドの引込み動作はスプリング反力によるため、押付け動作はできますが、搬送使用はできません。
(注9) 電流制限値100%、ストロークエンド、ワイヤ配索 長さ1m、曲げ角度360°、曲げR25の場合の参考値です。
項目 | 内容 |
---|---|
駆動機構 | コントロールワイヤ+カム機構+圧縮スプリング |
作動方式 | 単動形 |
繰返し位置決め精度 | ±0.01mm(押し当て)/±0.3mm(非押し当て)/±0.05mm(後退端ばね復帰) |
ロストモーション | 0.35mm/0.7mm/1mm/1.3mm以下(ワイヤ曲げ角度0°/180°/360°/540°) |
動作寿命 | 1000万回往復動作(ワイヤコントローラー) |
使用周囲温度・湿度 | 0~40℃、85%RH以下(結露なきこと) |
保存温度 | 0~50℃(1ヶ月以内であれば、0~60℃でも可) |
保護等級 | IP20 |
耐振動・耐衝撃 | 4.9m/s2 |
海外対応規格 | CEマーク、RoHS指令 |
納期 | ホームページ[納期照会]に記載 |
(注) 動作寿命は運転条件、取付け状態、潤滑状態によって異なります。
(注) 使用環境・取付け姿勢・動作条件などによって、グリースから分離した基油が、アクチュエーター内部から外側に漏れる場合があります。基油の付着により周辺機器が悪影響を受ける場合は、保護してください。
押付け力
押付け力は、ワイヤ長と曲げ角度により変化します。以下グラフにてご確認ください。
なお、ワイヤシリンダーはロッドが出る方向でワイヤ動力を使用し、ロッドを引込む方向はスプリングを使用していますので、押付けはロッドが出る方向でご使用ください。
ワイヤ長さと曲げ角度による押付け力
10ストローク

(注) 押付け力は電流制限値70%、ストロークエンド、ワイヤ曲げ半径R25の場合の値です。
(注) 電流制限値を70~100%に変更することで押付け力の調整が可能です。
電流制限値による押付け力は70%から5%増加するごとに約0.8Nを加算してください。
20ストローク


適応コントローラー
(注) ワイヤコントローラー(付属)にはコントローラーが内蔵されています。内蔵コントローラーの詳細は、24ページをご参照ください。
海外規格
選定上の注意
寸法図
ST:ストローク
M.E.:メカニカルエンド
S.E.:ストロークエンド
(注) コントロールワイヤを結束バンドなどにより固定し、引張り、曲げ、ねじり(回転)などの負荷がかからないようにしてください。
(注) コントロールワイヤ接続時の注意事項は18ページをご参照ください。
10ストローク

20ストローク

ストローク別質量
ストローク | 10 | 20 |
---|---|---|
質量 | 32g | 48g |
機器構成

アクチュエーターにはコントロールワイヤとワイヤコントローラーが付属されます。
モーター、エンコーダー、コントローラーが内蔵されたワイヤコントローラーがコントロールワイヤ(インナーワイヤ)を動かすことでアクチュエーターが動作します。
ワイヤコントローラーにて、位置、速度、加減速度、押付け力の調整を行います。詳細は15ページをご参照ください。
① | アクチュエーター |
② | コントロールワイヤ |
③ | ワイヤコントローラー (アクチュエーターケーブル付き) |
ロッド先端荷重

ロッド先端への横荷重は表の荷重以下としてください。ロッドの動作不良や寿命低下を招きます。
ロッド先端への横荷重が大きい場合は、外付けガイドを使用してください。
ロッドと外付けガイドはフローティングジョイントを使用し、軸芯ずれ(こじれ)がないようにしてください。
ストローク(mm) | 10 | 20 |
---|---|---|
許容横荷重(N) | 0.81 | 0.62 |
動作別条件
搬送用途の場合、ワイヤ曲げ角度540°以下の範囲であれば、「メインスペック」の仕様値を満たすことができます。
押付け動作の場合、ワイヤ長と曲げ角度により押付け力が変動します。詳細は下記「押付け力」をご参照ください。