トップメッセージ 代表取締役社長 石田 徹

近年急成長を遂げ、小型産業用ロボットの業界トップシェアを維持するアイエイアイ。その舵取りを担ってきた石田社長に、会社の強みから今後の展望まで、アイエイアイの魅力を聞く。

会社の強み 新製品の開発ピッチを上げ、製造を自動化し、国際的な価格競争へ挑戦する。

 機械を扱う会社として開発部門、製造部門、営業部門、管理部門を持つのは当然ですが、最近ではファブレスと言い、製造部門を持たないメーカーがあります。開発人員が少ないメーカーや外部の商社に営業を依頼する会社もあります。

 そういった傾向の中で、アイエイアイの開発部門には多くの優秀な開発者が籍をおいています。開発者が多ければ、ライバルメーカーより性能・精度に優れコンパクトで低価格の製品の開発が可能であり、次々と良い製品を世に送り出すことが出来ます。

 また、精度が高く低価格な製品をつくるために工場の自動化をすすめています。つまり手作業で加工や組立をする工程を自社で開発した機械で行なっているのです。我々の商品は産業用ロボットですから、製造機械には高い精度が求められます。±5ミクロンから±3ミクロン(1ミクロン=1000分の1ミリ)という繊細な精度です。どういう工夫をすれば精度を上げられるか、安定した仕様を実現できるかを自分たちで試しながらノウハウを蓄積しています。そのことにより、アジア諸国で生産される安価な製品とも戦っていけるのです。

 アイエイアイの製品は、品質が最も大切です。例えば、お客様の工場で製造ラインが10分でも止まれば莫大な損害が出てしまいます。それを防ぐためにも我々は高品質を維持していくのです。

今後の展望 ロボットの利便性を理解していただき、マーケットの拡大を狙う。

 現在特に力を入れているのは、お客様を増やすことです。アイエイアイ製品は、産業用ロボットの中でも機能が単純で使いやすく、低価格であるという特徴があります。その為あらゆる業界での使用が可能です。自動車、食品、医療、半導体、電子…それぞれの業界の様々な用途に合わせることが出来ます。

 しかしながら、ロボットに対する誤解も根強くあります。ロボットの動作はプログラムによるものですから、「難しい」と感じられることが度々あります。また「トラブル発生時の修理に困る」といった印象を持たれることもあります。総じて「ロボット製品は複雑で難易度の高い製品」と捉えられることになるのです。

 そういった誤解を解き、もっと身近な製品であるということをご理解頂くことでお客様は増えていくと考えています。

 海外については、先ずアメリカ、次にドイツ、そして中国、タイと展開してきました。今後はタイを中心に、東南アジア諸国へも販売拠点を広げていきたいと思っています。アイエイアイの製品は日本で製造しています。東南アジアには労働力ではなく、マーケットを求めています。

 世界の人口は将来90億に達すると言われています。現存する人達だけではなく、将来生まれてくる人達も文化的生活を営むことになるのですから、産業用ロボットのマーケットはこれからますます拡がっていくことでしょう。アイエイアイは多くの可能性を秘めています。

アイエイアイの求める人物像 真面目に一生懸命に仕事に取組む人。

 大学での勉強は実際の仕事に直結するものではありません。会社で手がけていることは様々ですから、どこでも通用することを大学で学べるわけではないのです。会社に入ってどれだけ勉強するか、仕事を覚えるかが大切です。

 アイエイアイの社員(先輩)は深い知識を持っていますし、仕事の仕方もわからないことは教えてくれるでしょう。先輩でもわからない場合には、「こうして調べればよい」という方向性を示してくれます。個人の能力が伸びるか伸びないかは、意欲があるかどうかにかかっていると思います。学歴や成績は関係ありません。

 我が社には、諦めないで仕事をする人が揃っていると思います。仕事の成果を出すことは決して簡単ではありません。様々な工夫をし、失敗を繰り返しながら取り組み続けた結果として、大きな成果が出るのです。「真面目に取り組む」ということを大切にして頂きたいと思います。

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