アイエイアイの仕事
INTERVIEW WITH IAI PERSON アイエイアイの仕事

INTERVIEW06

INTERVIEW01
製造部 加工第三課H.T.2020年入社

Q1.普段の仕事の内容は?

高精度立形マシニングセンタ「NV5000」を使い、特注品の加工を担当しています。図面をもとにアルミブロックを削り出していくのですが、一品一様のオリジナルもあれば、50個程度の少量生産を扱うこともあります。難易度が高い業務のため、操作中は気を抜けませんが、1人できれいに仕上げられたときの喜びは格別ですね。

以前は3年ほど、技能の日本一を競う技能五輪選手として富士宮工場に勤務していました。課題の図面を見て、どのような手順で工作機械を操作すれば良いか、コーチの指導を受けながら毎日くたくたになるまで練習していました。未知の課題に対して新しい視点や工夫を取り入れるという経験は、今の仕事にも大いに役立っています。

普段の仕事の内容は?

Q2.仕事のやりがいとは?

第60回技能五輪全国大会、フライス盤職種で銀賞を受賞したことです。大会では丸ブロックから課題の製品を削り出すまでに約60の工程があります。全てをなかなか覚えられず、スマホの待ち受け画面にしたり、自宅のトイレの扉に貼ったりして、必死に暗記しました。

初めて参加した第59回大会では、他の選手が操作する機械音、審査員や観客の目が気になり、思うような力を出せませんでした。精神的な弱さを克服するために他社様との合同訓練を行い、大会の雰囲気に近い環境での練習を重ねました。

社員の方々の協力や理解、そして励ましの声を受け、2年目には、銀賞という納得いく結果を残すことができました。大会後、高校時代の恩師から電話があり、泣いて喜んでくれたことがとてもうれしかったです。技能五輪選手としては引退しましたが、この経験を今後の業務に生かしていきたいと思っています。

仕事のやりがいとは?

Q3.⼊社の決め⼿は?

会社説明会で、アイエイアイが初めて技能五輪大会に参加することを知ったからです。技能五輪大会を知ったのは高校生のとき。授業で映像を見て、その圧倒的な技術力に惹かれ、また、恩師からもチャレンジする価値があると背中を押されたことから、技能五輪選手になって成績を残すことが目標になりました。

技能五輪大会に参加している企業はいくつもありますが、アイエイアイは初参加ということで、最初の選手として関われることに興味を抱くと同時に、やりがいを感じました。

さらに、姉がアイエイアイで働いており、その姿を近くで見ていたことも理由の1つです。仕事はつらく、我慢するものだと思っていましたが、姉は仕事もプライベートも充実しているようで、ここでなら安心して働けると感じ、入社を決めました。

⼊社の決め⼿は?

Q4.今後の⽬標は?

今は、NV5000の取り扱いを覚え、少しでも早く一人前になることが目標です。まだミスも多く、先輩に頼ることも少なくありません。そのため、先輩の動きを観察したり、アドバイスを受けながら何度も練習したりして、スキルを身につけようと努めています。早く覚えられるよう、先輩と積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。

私の所属するグループには同世代の仲間はいませんが、年齢差があっても社員同士の仲がよく、何でも気軽に相談できる雰囲気にも助けられています。また、技能五輪選手だった経験を生かし、将来的には指導者として技能五輪選手の育成に携わりたいと考えています。

今後の⽬標は?

Q5.就活⽣へ⼀⾔

技能五輪大会にチャレンジしたい方にとって、アイエイアイは魅力的な会社だと思います。私も技能五輪大会の出場を夢見て、この会社を選びました。練習は厳しいこともありましたが、一度も諦めようと思うことはありませんでした。技能五輪大会で入賞するという目標、周りの方々からの応援や期待が、私を前進させる原動力となりました。

就職活動中には悩んだり、つらい思いをしたりすることもあると思います。そんなときは、自分がどんな瞬間に楽しさを感じるのか、原点に立ち返って考えることが、乗り越える手助けになるのではないでしょうか。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。

就活⽣へ⼀⾔