アイエイアイの仕事 アイエイアイの各分野で活躍する社員をご紹介。

阿部健太郎(あべ・けんたろう)開発部 機械設計第一課

設計するだけではない
企画段階から責任を持つ

 開発部機械設計課では、小型産業用ロボットの機械部分の設計開発を行っています。機械部分とは、ロボットの物理的に動く部位のことです。1つの開発につき1名から3名でプロジェクトチームを組み、企画、設計、評価、製品化を行います。第一課では14~5名がグループにわかれて動いています。

 つくる物の単位をテーマと呼んでいますが、第一課全体で5テーマくらいを並行して進めています。1つの製品開発にかかる期間は半年から1年。機械設計課は第六課までありますが、第一課は単軸ロボットやロボシリンダといった売れ筋のロボット開発を行っています。ロボットの種類によって開発の課が分かれているんです。

 仕事の流れは、まず上司から「これくらいのスペックの製品がつくりたい」と指示が来ます。それを受けて企画をする。企画では、市場でどういうニーズがあるか調査し、どういう製品を開発すればよいか考えます。それが決まると、これを形にしていきます。図面を書いたり、試作をつくったり。設計段階です。この後、出来上がった試作が、当初の企画と合っているかどうかを判断します。これが評価。評価し終わると、試作を量産化しなくてはいけません。量産設計は、試作とは異なり、生産性(部品の作りやすさ、組立てやすさ)やより安く作ることを考慮して、設計を行い製品化していきます。

お客様が求める価値を追求
バランスのとれた製品へ

 私は特にロボシリンダシリーズを担当しています。片手で持てるくらい小さい製品です。お客様にとっては比較的安くて性能の高い製品になると思います。設計・開発の上で特に気をつけていることは、お客様にとって価値ある製品を開発することです。

 企画段階から携わりますので、自分の考えが強く入りすぎると、お客様のニーズとずれてしまうこともありえます。あくまで使用するお客様のことを考えてつくる。お客様にとっての価値は、性能、価格、製品サイズ、品質に分けることができます。

 この中でバランスのとれた設計を心がけます。製品によってもバランスが変わってきます。ロボシリンダシリーズは、安価で性能がよいというところが魅力ですから、いかに安くできるかが挑戦になります。一方、より高性能のシリーズでは、いかに性能を引き出せるかに重点が移ります。

これが現場のニーズだ!
よりよい製品を追求する糧

 カスタマイズする特注製品の開発では、お客様のところへ行くこともよくあります。営業担当と同行し、お客様の工場に合った製品を開発できるよう打合せをおこないます。その際に、こちらで考えていることが、お客様の求めていることと違ったことがありました。こちらとしてはサイズの小さい方が使いやすいだろうと思っていたのですが、そのお客様から「サイズは大きくてもいいから取り付けの互換性を上げてほしい」と言われました。他の機械にも取り付けられる互換性です。お客様の声を直接うかがうと、見えなかったことが見えてきます。これを開発へ反映させていきます。

 企画段階から製品開発に関われるのは、アイエイアイの特徴だと思います。設計課と聞くと、ずっと座って図面を書いているイメージがあるかもしれませんが、そういうわけではありません。企画から製品化まで全て手がけますから、デスクワークと動いている時間は半々くらいです。

会社がよい方向に動いている
10年間の急成長を実感

 入社前からアイエイアイはメーカーとして設計、製造、販売を一貫してやっていると知っていました。入社前に見学に来たことがあるのですが、一体感があり雰囲気がとてもよかったんです。大手企業も志望していたのですが、どこかギスギスしている感じがありました。また、大手だと完成品の一部しか携われない。例えば自動車のエンジンの一部分の設計しかできない、そういう制約が多いんです。それよりは製品について全てを設計できる会社の方がよいと思いました。小型産業用ロボットで国内シェアNo.1ということも大きかった。当時、社員は300名ほどです。それだけの人数でトップシェアを確保するのはすごいことだと思います。

 入社して10年が経ちましたが、この間の会社の成長はすごかった。売上げのグラフを見ても、びっくりするぐらいの伸び率です。設計する立場から言うと、売上げが伸びているということは開発に投資していけるということなので、常に様々な機種を開発していけます。仕事がないなんてことはありません。どんどん新しいものをつくっていく感覚です。それだけ会社がよい状態なのだと思います。

人材も環境も益々充実
可能性は無限大に広がる

 開発者はあまり真面目すぎない方が向いているかもしれません。柔軟な考えを持った方がいいです。設計だけではなく、他の部署との連携もあります。自分の意見を持ち、それを人に伝えられると同時に、相手の意見を聞いて取り入れることが大切です。そういう意味で柔軟な対応が求められます。自分ができているかと言われると、自信はありませんが・・・。

 私は構造を検討したり、3Dモデルを作成している時が一番楽しいと感じます。ただ開発中にその時間の占める割合は少なく、それ以外は資料をつくったり、原価を算出したり、細かいところを詰める時間となります。もちろんストレスも溜まります。残業もあります。

 そのぶん最終的に仕上がった時は、達成感が大きい。アイエイアイならば自分のアイディアを形にするチャンスがあると思います。機械という分野で言えば、人材も機械も環境もほとんど揃っていて、できないことがないくらいです。これからも挑戦し続けられる状況が整っているということです。

PAGETOP