製品(納期)情報
製品の特長・構造
単軸アクチュエーター
単軸アクチュエーター機種選定ガイド
代表的なアクチュエーターのタイプは4種類あります。
それぞれの構造と特徴及び用途は、下記の通りです。
4種類のなかから用途に応じて、最適なタイプを選定してください。
さらに詳細の選定は機種選定ソフトから行えます。
(注) 下図はモーター取付方向上側(MOT)の場合です。

スライダータイプ


特徴
- 標準的なアクチュエーターの形状で本体上面のスライダーが動作します。
- スライダー上に設けられたタップ穴を使用し、ワークを取付けることができます。
- ベース一体型のボール循環型リニアガイドを内蔵し、ピッチング・ヨーイング・ローリング方向のモーメントに対応できます。
新技術
ワイドスライダータイプ登場!
- ワイドボディーの採用により許容負荷モーメントが標準スライダータイプ比べて最大14倍にアップしました。
- 張り出しが大きい用途に最適です。外付けでガイド併用をご検討されている場合は、ワイドスライダータイプ1台でその役割を果たします。

用途
- スライダー上にワークを載せた搬送用途や、位置決め用途に適しています。
- ロッドレスエアシリンダーやボールねじ+ガイド+モーターを組み合わせた内製装置への置き換えに最適です。
- 直交組合せのベース軸・可動軸として最適です。
- 検査工程のカメラの送り機構や、レーザー変位計による測長といった精度を必要とする用途に使用できます。
テーブルタイプ


特徴
- 本体上面のテーブルが動作します。
- テーブルの上面および前面のタップ穴を使用し、ワークを取付けることができます。
- テーブル部にボール循環型リニアガイドを内蔵し、ピッチング・ヨーイング・ローリング方向のモーメントに対応できます。
新技術
ダブルブロックオプション登場!
- ガイドブロックを2個搭載する事で、動的許容モーメントが最大4.3倍アップします。ダブルブロック構造を採用することにより、搬送重量は、シングルブロックの2倍になります。(水平設置状態)

用途
- テーブルタイプエアシリンダーの置換えに最適です。
- 左右からワークを挟み込むクランプ用途で使用できます。
- テーブル前面でワークを押さえる位置決め用途や、コンベア上を流れるワークの幅寄せ機構で使用できます。
- 直交組合せの垂直可動軸としての用途に適しています。
ラジアルシリンダー


特徴
- ロッド型エアシリンダーと同様にロッドが動作します。
- ロッド先端のねじ部を使用して、ワークを取付けることができます。
- ボール循環型リニアガイドを内蔵し、モーメント負荷を受けることができます。また、ロッド先端の振れがありません。
- 外付けガイドが不要になりますので、コンパクトな装置設計が可能です。
新技術
ワイドラジアルシリンダー登場!
- 外付けガイド不要なラジアルシリンダーにワイドタイプが追加されました。ワイドボディーと高剛性ロッドにより標準ラジアルシリンダーに比べ最大3倍のロッド先端許容トルクに対応できます。電動ドライバーの位置決め等の回転トルクが作用する用途にご使用いただけます。

用途
- ワークの挿入用途や、圧入・カシメ用途に適しています。
- ロッドタイプのエアシリンダーの置換えに最適です。
- リフター用途や、ワークの払出し用途に適しています。
- 直交組合せの垂直可動軸としての用途に適しています。
- 軽量物の搬送・位置決め用途に適しています(ガイド不要)。
- クレビス・トラニオン等の揺動動作に適しています。
ロッドタイプ


特徴
- ロッド型エアシリンダーと同様にロッドが動作します。
- ロッド先端のねじ部を使用して、ワークを取付けることができます。
新技術
- ワークの挿入用途や、圧入・カシメ用途に適しています。
- ロッドタイプのエアシリンダーの置換えに最適です。
- リフター用途や、ワークの払出し用途に適しています。
- 直交組合せの垂直可動軸としての用途に適しています。 ※ラジアル荷重がかかる場合は、外付けガイドが必要です。