IAI製品省エネ機能のご紹介
さまざまな省エネ機能により消費電力の節電にお役立ちいたします
アクチュエーター停止時電流の抑制で消費電力削減!
停止時電流抑制設定(省エネ停止)
停止時電流抑制設定(省エネ停止)
待機電流を抑える設定によりさらに消費電力量を低減できます
- ※待機電流値を抑える設定とはパラメータ設定で“停止時電流抑制設定を有効にする”ことです。
外力が加わった場合は、電流値を上げ“元の位置”へ戻す動きになります。
消費電力量の比較30秒で1往復(デューティー10%)の場合

動作条件
- ストローク 400mm
- 速 度 300mm/s
- 負荷質量 10kg
- 加減速度 0.3G
- 移動距離 400mm
- 片道移動時間 1.5秒
自動サーボOFF
アクチュエーター停止中の電力消費量を低減するための機能です。
位置決め完了後、一定時間経過後に自動的にサーボOFFします。
次の位置決め指令がされると自動的にサーボONし、位置決めを実行します。
フルサーボ制御(パルスモータのみ ただし、RCP6・EC除く)
パルスモーターを停止時にサーボ制御することで、電力消費量の削減ができます。
通常パルスモーターは停止時も一定の電流を流す制御をしています。
フルサーボ制御を設定することにより、負荷に応じた電流制御を行います。
そのため、外力が無い状態(水平設置等)であればほぼ電流を流しません。
電流波形(IAI パソコン対応ソフト)

オートカレントダウン機能(RCP6シリーズのみ)
停止時電流が低減されることで節電につながります
位置決め停止後、同じ停止位置に留まり続けることができた場合、(外力がない状態)に停止時電流値を少しづつ低減します。
もし外力が加わって動いてしまった場合、停止状態を維持できるようになるまで停止時電流を少しづつ増加させる機能です。
そのため停止時電流が低減され、節電となります。


オートカレントダウンの設定方法
パラメータNo.182 で設定します。
パラメーターNo. | 名称 | 単位 | 入力範囲 | 初期値 |
---|---|---|---|---|
182 | オートカレントダウン機能 | - | 0 : 無効、1 : 有効 | 0 |