取扱説明書 MJ0495-1A

概要

本製品(スマートウェブユニット、WLAN/Bluetooth®変換器、Ethernet/RS-485変換器)は、情報処理端末とコントローラーとの間のデータ通信を無線および有線で補う事で、運転状況の情報収集や教示などの操作の利便性を向上させるものです。なお、無線機能を有するティーチングボックスに関しても同様の機能を与えます。
※ パーソナルコンピューター(以下PCと略します)やスマートフォンおよびタブレット端末など
スマートウェブユニット
スマートウェブユニットは、当社製のコントローラーにEthernetで接続することで、複数台のコントローラーを1つのインターフェイスでティーチング可能にします。また、本ユニットにはWebアプリを内蔵しており、スマートフォン・タブレット端末の汎用のWebブラウザでのティーチングも可能です。
主な機能・特長は以下のとおりです。
  • シングルボードコンピューター・スイッチングHUB一体型構造
    本ユニットは、シングルボードコンピューターとスイッチングHUBを組み合わせた製品です。
    スイッチングHUBを内蔵することにより、小規模システムであれば本ユニットだけで制御盤内ネットワークの構築、無線ティーチングが可能です。
    また、本ユニットに市販のスイッチングHUBを接続してネットワークの拡張も可能です。
  • スマートフォン・タブレット端末・PCからティーチング
    本ユニットには、Webアプリが内蔵されているため、スマートフォン・タブレット端末・PCから無線LAN経由で本ユニットに接続することで、スマートフォン・タブレット端末・PCに搭載の汎用のWebブラウザでのティーチングが可能です。
    また、内蔵のWebアプリでは、ポジショナータイプ*1・ECの全てがティーチング可能です。
  • スマートフォン・タブレット端末・PCでの運転状態一括モニター
    本ユニット配下のIAI製品から、定期的に運転データを収集し、本ユニット内部に収集したデータを保存します。スマートフォン・タブレット端末・PCで保存されたデータを読出し、表示・ファイル保存が可能です。
  • スマートフォン・タブレット端末・PCでの設定データバックアップ
    本ユニット配下のIAI製品から、ポジションデータ・パラメータなどの設定データを自動で収集し、本ユニット内部に収集したデータを保存します。
    スマートフォン・タブレット端末・PCで保存されたデータを読み出し、表示・ファイル保存が可能です。
WLAN/Bluetooth変換器
WLAN/Bluetooth変換器は、無線仕様のエレシリンダー ロボポンプおよびTB-03を、無線LANに接続することで、無線ティーチングを実現するための機器です。タブレット端末・スマートフォン・PCと無線仕様に対応したエレシリンダー、およびTB-03とCON系コントローラーのデータ通信を中継して無線ティーチングを実現します。
主な機能・特長は以下のとおりです。
  • Bluetooth無線通信機能
  1. 無線仕様のエレシリンダー
    タブレット端末・スマートフォン(スマートウェブユニット経由)またはPCからのティーチングのために、無線仕様のエレシリンダーとWLAN/Bluetooth変換器の無線区間の通信を行います。
  2. TB-03
    ネットワーク上のCON系コントローラーのティーチングのために、TB-03とWLAN/Bluetooth変換器の無線区間の通信を行います。
  • Ethernet通信機能
    WLAN/Bluetooth変換器に接続した無線仕様のエレシリンダーのティーチングのために、タブレット端末・スマートフォン(スマートウェブユニット経由)・PCとWLAN/Bluetooth変換器のネットワーク区間の通信を行います。
    また、WLAN/Bluetooth変換器に接続したTB-03からティーチングを行うために、CON系コントローラーとWLAN/Bluetooth変換器のネットワーク区間の通信を行います。
  • WLAN無線通信機能
    WLAN/Bluetooth変換器をWLANアクセスポイントに接続して、Ethernet通信機能と同様のネットワーク区間の通信を行います。
  • ネットワーク接続方式の切替え機能
    お客様のネットワーク環境に合わせて、有線方式のEthernet接続または無線方式のWLAN接続の切替えができます。
  • USBポート搭載
    パラメーターの設定時に使用します。USBポートからの電源供給でパラメーター設定が可能です。(バスパワー)
Ethernet/RS-485変換器
Ethernet/RS-485変換器は、CON系コントロ-ラ-をEthernetに接続するための機器です。Ethernetインターフェイスを持たないCON系コントロ-ラ-の無線ティーチングを実現します。
主な特長・機能は以下のとおりです。
  • Modbus/TCP⇔ Modbus/RTU変換機能
    LANコネクターから受信したModbus/TCPのクエリー伝文をModbus/RTUのクエリー伝文に変換してRS-485コネクターへ送信します。
    また、RS-485コネクターから受信したModbus/RTUのレスポンス伝文をModbus/TCPのレスポンス伝文に変換してLANコネクターへ送信します。
  • RS-485コネクターに接続されたCON系コントロ-ラ-の自動ビットレート変更機能起動時にRS-485コネクターに接続されたCON系コントロ-ラ-にブレーク信号を送信し、接続しているCON系コントロ-ラ-のビットレートを230400bpsへ変更します。
  • 複数台のCON系単軸コントロ-ラ-への接続
    RS-485コネクターにSIO中継ボックスを接続することにより、CON系単軸コントロ-ラ-のマルチドロップ接続が可能です。最大16台、別途外部電源(24V)が必要となります。(RCON、REC、CON系多軸は接続不可)
  • USBポート搭載
    パラメーターの設定時に使用します。USBポートからの電源供給でパラメーター設定が可能です。(バスパワー)
*1 以下、ポジショナータイプのコントローラーをCON系、プログラムタイプのコントローラーをSEL系と略します。
*本書は必要に応じてすぐに再読できる場所に保管してください。
*本書の内容につきましては万全を期していますが、万一誤りやお気付きの点がありましたら、当社まで連絡してください。
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