故障診断(ICD-WLBT)
異常の状態を次の2種類に大別して説明します。
- 正常に運転ができない
- 通信ができない
正常に運転ができない
状況 | 考えられる原因 | 確認・対策 |
|---|---|---|
電源投入時にシステムステータスLED(SYS LED)が赤点滅する。 | (1)USB Type-Cケーブル接続状態で、パラメーターに設定されている値が異常です。 (2)制御電圧が16.8V以下、または33.6V以上の異常入力を検出している可能性があります。 | (1)無線機器パラメーター設定ツールを起動して、パラメーターの設定値を正しい値に設定し、書込みを行ってください。 (2)通常電圧24Vが入力されていることを確認してください。 |
電源投入時にシステムステータスLED(SYS LED)が赤点灯する。 | (1)USB Type-Cケーブル非接続状態で、パラメーターに設定されている値が異常です。 (2)製品内部の部品が故障している可能性があります。 | (1)USB Type Cケーブルを接続後に無線機器パラメーター設定ツールを起動して、パラメーターの設定値を正しい値に設定し、書込みを行ってください。 (2)USB Type Cケーブルを接続後に無線機器パラメーター設定ツールを起動して、アラーム情報が読み出せる場合には、確認してください。 当社に問合わせしてください。 |
電源投入時にBluetooth 0のLEDが赤点灯する。 | (1)製品内部のBluetooth 0の部品が故障している可能性があります。 | (1)USB Type Cケーブルを接続後に無線機器パラメーター設定ツールを起動して、アラーム情報が読み出せる場合には、確認してください。 当社に問合わせしてください。 |
電源投入時にBluetooth 1のLEDが赤点灯する。 | (1)製品内部のBluetooth 1の部品が故障している可能性があります。 | (1)USB Type Cケーブルを接続後に無線機器パラメーター設定ツールを起動して、アラーム情報が読み出せる場合には、確認してください。 当社に問合わせしてください。 |
電源投入時にWLANのLEDが赤点灯する。 | (1)製品内部のWLANの部品が故障している可能性があります。 | (1)USB Type Cケーブルを接続後に無線機器パラメーター設定ツールを起動して、アラーム情報が読み出せる場合には、確認してください。 当社に問合わせしてください。 |
通信ができない
状況 | 考えられる原因 | 確認・対策 |
|---|---|---|
Ethernet経由で通信ができない。 | (1)WLAN機能が有効に設定されている。 (2)USB Type-C ケーブルでPCと接続されている。 (3)同一サブネット上にModbus TCPクライアント/サーバーが存在しない。 (4)デフォルトゲートウェイで設定されているアドレスに接続されている機器が存在しない。 (5)通信ケーブルの配線不良、または通信ケーブルが断線している。 | (1)パラメーター設定を確認してください。WLAN機能が有効に設定されている場合、Ethernet経由の通信は無効で、WLAN通信専用になります。 (2)USB Type-C ケーブルでPCと接続している場合、Ethernet経由の通信機能は無効となりまして、USB通信が優先されます。USB Type-C ケーブルを抜いてから使用するようにしてください。 (3)コントローラー、スマートウェブユニット、PCソフト(PC)のIPアドレスとWLAN/Bluetooth変換器で設定されているIPアドレスを確認してください。ルーターやゲートウェイを介さずに接続する場合には、同一サブネット上に配置する必要があります。 (4)WLAN/Bluetooth変換器で設定されているデフォルトゲートウェイのアドレスと、接続しているルーターやゲートウェイのIPアドレスが一致しているか確認してください。 (5)配線を見直してください。ケーブル交換を行ってください。 |
USB経由で通信ができない。 | (1)サスペンド状態から復帰できない。 (2)通信ケーブルの配線不調、または通信ケーブルが断線している。 | (1)USB Type-C ケーブルを再接続してください。24Vの電源を入れて、システムステータスLEDが緑点滅しているか確認してください。 (2)配線を見直してください。ケーブル交換を行ってください。 |
Bluetooth 経由で通信ができない。 | (1)無線仕様のエレシリンダーの電源が入っていない。 (2)無線仕様のエレシリンダーが無線通信可能エリアの範囲外に設置、または電波が届きにくい位置に設置している。 (3)無線通信の電波の干渉を受けている。 (4)Bluetoothの部品が故障している可能性があります。 | (1)無線仕様のエレシリンダーの電源を入れてください。 (2)無線仕様のエレシリンダーとWLAN/Bluetooth変換器の距離、および電波を妨げる遮蔽物がないか確認してください。 (3)Bluetoothは2.4GHz帯の電波を使用します。近くで2.4GHz帯で電波を使用している機器がある場合、その機器との距離を空けてください。 (4)LEDのBluetooth 0とBluetooth 1の表示を確認してください。また、USB Type Cケーブルを接続後に無線機器パラメーター設定ツールを起動して、アラーム情報が読み出せる場合には、確認してください。 当社に問合わせしてください。 |
WLAN 経由で通信ができない。 | (1)WLAN機能が無効に設定されている。 (2)WLANアクセスポイントの電源が入っていない。 (3)WLANアクセスポイントが無線通信可能エリアの範囲外に設置、または電波が届きにくい位置に設置している。 (4)WLANアクセスポイントの設定が間違っている。 (51)WLANアクセスポイントのMACアドレスフィルタリング機能が有効になっている。 (6)無線通信の電波の干渉を受けている。 (7)WLANの部品が故障している可能性があります。 | (1)パラメーター設定を確認してください。WLAN機能が無効に設定されている場合、Ethernet通信専用になります。 (2)接続対象のWLANアクセスポイントの電源を入れてください。 (3)WLANアクセスポイントとWLAN/Bluetooth変換器の距離、および電波を妨げる遮蔽物がないか確認してください。 (4)WLANの設定パラメーターのSSID、セキュリティー、パスワードを確認してください。 (5)WLANアクセスポイントのMACアドレスフィルタリング機能にWLAN/Bluetooth変換器のMACアドレスを登録してください。 (6)WLANアクセスポイントの使用チャネル(周波数)を変更してください。 (7)LEDのWLANの表示を確認してください。また、USB Type Cケーブルを接続後に無線機器パラメーター設定ツールを起動して、アラーム情報が読み出せる場合には、確認してください。 当社に問合わせしてください。 |