デジタルスピコン設置および操作時の注意事項
デジタルスピコン(以降「DS」と称す)の操作は、①設備立上げ時、②装置稼働中、段取り替え時を想定しており、安全防護柵内での作業を前提としています。可動部および搬送物に体の一部が触れると、作業者が負傷する恐れがあります。
DS操作時は、以下の注意事項を守って、使用してください。
- 可動部および搬送物に体の一部が触れないように動作範囲を把握し、安全教育(日本国内では安全衛生規則に定める特別教育)を受けた作業者のみが、操作してください。
- 有線・無線のティーチングボックスまたはパソコンが接続されている場合、DS表示画面に「ツール接続中」の表示がされて、DSの操作ができなくなります。
表示を確認する際、動作範囲を把握し、体の一部が可動部および搬送物に触れないように十分離れて実施してください。 - DS操作部と可動部および搬送物を分離し、お客様によりライトカーテンなどのエリアセンサーを設けて、指・手などが挟み込まれないことを確認した上で、操作してください。
- DS出荷時は、安全に作業をしていただくため、250mm/s以下の低速に設定してありますので、250mm/sを超える速度に設定する場合は、設定速度を段階的に上げて確認するなど、安全を配慮した上で、設定を行ってください。
- DS操作者とは、別な監視者を置き、2人以上で作業してください。
お客様により、適切な安全回路を構築し、非常停止ボタンおよび、3ポジション付きイネーブルスイッチを設置してください。監視者は、緊急時、すぐに設備の動作を止め、操作者の安全を確保してください。 - 電源投入のみ、または停電復旧のみで起動しないように、安全回路を構築してください。
- DS付きアクチュエーターは、DS操作時に無理な姿勢とならないように、操作や視認がしやすい位置に設置してください。腰、首、手首を痛めることがあります。
- DS操作開始前に安全回路、DSそのものに異常がないことを確認してから、作業を開始してください。異常が発見された場合、適切な処置をしてから操作してください。
- 安全を確保するために必要な「作業標準」を作成し、これに基づく教育訓練を受けて、理解した人(安全教育を受けた作業者)のみが作業をしてください。
- 安全防護柵内で作業する場合、「安全防護柵内作業中」の表示を安全防護柵外から見える位置に必ず表示してから、作業してください。
- 必要に応じて、ヘルメット、保護手袋、保護めがね、安全靴を着用し、安全を確保してください。
- お客様によりリスクアセスメントを実施し、起こりうる危険状態を許容できる範囲まで下げる対策を講じてください。
上記項目は、DS設置時および操作時の注意事項ですが、DS以外の一般注意事項でもあり、「当社製品の安全に関する注意事項」と重複する点もあります。
参考
- デジタルスピコンについての詳細な説明は、デジタルスピコン取扱説明書(MJ3818)を参照してください。