トラブル診断の進め方(パルスモーター搭載機種)
迅速な復旧と再発防止のために、トラブル発生時にはまず以下の点を確認してください。
以下に示すのは、EC-T3□(超小型エレシリンダー)の例です。
トラブル発生時のLED表示については、パルスモーター搭載機種はすべて共通です。
LEDの位置については、各エレシリンダーの取扱説明書 を参照してください。
以下に示すのは、EC-T3□(超小型エレシリンダー)の例です。
トラブル発生時のLED表示については、パルスモーター搭載機種はすべて共通です。
LEDの位置については、各エレシリンダーの取扱説明書 を参照してください。
- LED1(サーボ/アラーム)の確認
例)SL3□/GDS3L/GDB3□/T3□
○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
LED1(サーボ/アラーム) | 運転状態 | *ALM信号(※1) 出力状態 | |
|---|---|---|---|
SV(緑) | ALM(赤) | ||
× | × | 電源OFF、サーボOFF | OFF |
× | ○ | アラーム発生 | OFF |
停止スイッチON (ティーチングボックス使用時) | ON | ||
○ | × | 電源ON、サーボON | ON |
★ (緑500ms⇔赤500msの 1Hz周期交互点滅) | メンテナンス警告発生 (移動回数・走行距離が設定値を超えた場合や過負荷警告発生時) | ON | |
★ (緑1000msの 0.5Hz周期点滅) | × | 自動サーボOFF中 | ON |
○(緑・赤同時点灯) | 電源投入時の初期化中 | OFF | |
※1 ALM 信号は、B 接点出力の信号です。
例)SL3□/GDS3L/GDB3□/T3□
- LED2(無線)の確認
例)SL3□/GDS3L/GDB3□/T3□
○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
LED2(無線) | 無線状態 | |
|---|---|---|
緑 | 赤 | |
× | × | 無線ハードウェア初期化中 無線未接続(モニターデータ送信中) 有線ティーチングボックスからの接続中 |
× | ★ (ON200ms/OFF200ms の交互点滅) | 無線ハードウェア異常 |
★ (ON150ms/OFF150ms の交互点滅) | × | 無線接続中 |
例)SL3□/GDS3L/GDB3□/T3□
- 上位機器の異常有無の確認(PLCなど)
- 主電源DC24Vの電圧確認
瞬時停電・電圧降下・電源異常などが発生していないか、確認してください。 - 発生したアラームの確認
ティーチングツールで、アラーム情報を確認してください。 - コネクター類の脱落または不完全接続の確認
- ケーブル類の接続・断線やはさまれの確認
装置の主電源を切り(感電の防止)、測定部の配線を外して(回り込み回路による導通の防止)から、導通確認を行ってください。 - 入出力信号の確認
上位機器とエレシリンダーのティーチングツールを使用して、双方の入出力信号状態の矛盾や異常がないか、確認してください。 - ノイズ対策の確認(接地線の接続・ノイズキラーの接続など)
- トラブル発生までの経過および発生時の運転状況の確認
- 発生原因の解析
- 対策
注意
- トラブル対策を進める際は、確実に正常である部分を疑いの対象から外して、原因を絞り込んでいく必要があります。
- 速やかに対策を進めるために、まず 1.~10. の状況を確認してください。