取扱説明書 MJ3816-6B

正しい動作をしない、動作が安定しない

【状況1】原点復帰をすると、途中で原点復帰動作が完了してしまう
エレシリンダーの原点復帰動作は、メカエンドに押当たるまで移動した後、反転して原点位置で停止します。負荷が大きい場合や干渉物に当たった場合などには、メカエンドまで達しない位置で、メカエンドと判定してしまう場合があります。
No.
考えられる原因
確認・対策
最大可搬質量を超える負荷がかかっている。
負荷を軽減してください。
移動途中で、動作部分が干渉物に当たっている。
干渉物を取除いてください。
エレシリンダーの固定方法の影響で、本体・ガイドが捻れている。
  • 固定ボルトをいったんゆるめ、動作部分がスムーズに動くか確認してください。
  • スムーズに動く場合は、取付け面の歪みがないか確認してください。
  • 取扱説明書に記載されている取付け方法に従って、再度取付けてください。
    詳細は、各エレシリンダー取扱説明書 2章 設置 を参照してください。
エレシリンダー単体の摺動抵抗が大きい。
当社まで問合わせしてください。
【状況2】移動は完了するが、LS信号が出力されない
No.
考えられる原因
確認・対策
LS信号(I/O信号)の通信が成立していない。
  • ティーチングツールのモニター機能でLS信号(I/O信号)の入出力状況を確認してください。
    (上位機器とエレシリンダーの双方)
  • LS信号(I/O信号)の電圧が正常か確認してください。
  • I/O信号用ケーブルの長さが10m以内かどうか、線径が適合値より細くないかどうか確認してください。
  • 正しい配線処理がされていることを確認してください。
→パルスモーター搭載機種の場合は、パルスモーター搭載機種の配線 の 配線方法(PIO制御・コネクター接続の場合) または 配線方法(PIO制御・ケーブル接続の場合) を参照してください。
24V ACサーボモーター搭載機種の場合は、24V ACサーボモーター搭載機種の配線 の 配線方法(PIO制御・コネクター接続の場合) または 配線方法(PIO制御・ケーブル接続の場合) を参照してください。
200V ACサーボモーター搭載機種の場合は、200V ACサーボモーター搭載機種の配線 の 配線方法(PIO制御・コネクター接続の場合) または 配線方法(PIO制御・ケーブル接続の場合) を参照してください。
2
LS信号の検出範囲が、最小分解能以下に設定されている。
パラメーターNo.2「オートスイッチ『LS』信号検出範囲調整」を適切に調整してください。
パラメーターNo.2:オートスイッチ『LS』信号検出範囲調整 を参照してください。
【状況3】加速・減速時に衝撃・振動がある
No.
考えられる原因
確認・対策
  • 加減速度の設定が高すぎる。
  • 加減速の影響を受けやすい負荷を搭載している。
  • 加減速の影響を受けやすい構造の装置にエレシリンダーが搭載されている。
  • 加減速度の設定を低くしてください。
  • パラメーターNo.5「スムーズ加減速設定」を有効にして効果を確認してください。
    パラメーターNo.5:スムーズ加減速設定 を参照してください。
負荷イナーシャが大きい。
減速度を低くし、オーバーシュートを抑えてください。
【状況4】停止時に微振動している
No.
考えられる原因
確認・対策
  • 振動しやすい構造の負荷を搭載している。
  • 振動しやすい構造の架台にエレシリンダーが搭載されている。
  • 加減速度の設定を低くしてください。
  • パラメーターNo.6「停止時電流抑制設定」を無効にしている場合は、有効に切替えて効果を確認してください。
    パラメーターNo.6:停止時電流抑制設定 を参照してください。