取扱説明書 MJ3816-6B

配線方法(PIO制御・コネクター接続の場合)

電源・I/Oコネクターを使用する場合の配線方法を紹介します。
型式で、ケーブル長を「0」で指定した場合に付属します。コネクターはインターフェイスボックスに接続し配線を行います。
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名称
型式
数量
電源・I/Oコネクター
1-1871940-6(タイコエレクトロニクス)
1個
ピン番号
信号名
機能
A1
0V
グラウンド
A2
予備(CP:電源2系統仕様)
予備(電源2系統仕様時、制御電源用24V)
A3
後退完了
後退完了(押付け動作時、押付け完了0)
A4
前進完了
前進完了(押付け動作時、押付け完了1)
A5
アラーム
アラーム出力
A6
予備
予備
B1
24V(MP:電源2系統仕様)
24V電源(電源2系統仕様時、モーター電源用24V)
B2
ブレーキ解除
ブレーキリリース入力
B3
後退
後退命令
B4
前進
前進命令
B5
アラーム解除
アラーム解除信号入力
B6
予備
予備
コネクターへの配線方法
電源・I/Oコネクターには、各端子の名称が貼付けてあります。
コネクター銘板名称とピン番号の関係は以下のとおりです。
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◆準備
  • 精密ドライバー
    推奨精密ドライバー
項目
仕様
①軸径
1.6±0.03mm
②刃厚
0.2±0.1mm
③先端傾斜長
4.2±0.2mm
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  • 配線
    適合電線線径:KIV0.75mm2(AWG18)
◆配線の取付け方法
  1. 配線を7mm剥き、心線を軽くひねります。

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  2. 精密ドライバーをツール挿入スロットの奥まで押込みます。
    コネクター内部のスプリングが押下げられます。

  3. 心線を挿入します。

  4. 精密ドライバーを引抜きます。
    配線が抜けないか確認してください。

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注意

  • 心線は強くひねり過ぎないでください。保持力が下がり、配線がコネクターから抜けてしまい、電流不足や短絡を引起こす恐れがあります。
  • コネクターに精密ドライバーを強く挿込んだり、こじったりしないでください。
    コネクターハウジングや内部のスプリングを破損する恐れがあります。
  • 適合電線径よりも細い電線を使用した場合や配線を10mより長くした場合、電流不足によりアラームの発生や、エレシリンダーの能力が低下する恐れがあります。
DC24V電源の配線
電源標準仕様の配線
電源・I/Oコネクターに電源配線を接続します。
接続図を見ながら、コネクター端子台に1.~2. の配線を接続してください。
  1. コネクター「B1」端子と、DC24V電源の+24V端子を接続します。
  2. コネクター「A1」端子と、DC24V電源の0V端子を接続します。
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ピン
番号
コネクター
銘板名称
適合電線線径
要求仕様
B1
24V
KIV0.75mm2
(AWG18)
電源電圧:DC24V±10%
電源電流:使用する機種による
詳細は、基本仕様 を参照
電線長さ:10m以内
(インターフェイスボックスを使用する機種は、アクチュエーターケーブル + 電源・I/O ケーブルの合計が10m以内)
A1
0V

参考

  • 外部に停止スイッチを設ける場合には、「B1」端子の配線にb接点のスイッチを追加してください。24V(駆動源)の電源供給を遮断することで、停止状態(駆動電源OFF)となります。
電源2系統仕様TMD2(オプション)の配線
電源・I/Oコネクターに電源配線を接続します。
接続図を見ながら、コネクター端子台に1.~3. の配線を接続してください。
  1. コネクター「B1」端子と、DC24V電源の+24V(駆動源)端子を接続します。
  2. コネクター「A2」端子と、DC24V電源の+24V(制御)端子を接続します。
  3. コネクター「A1」端子と、DC24V電源の0V端子を接続します。
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ピン
番号
コネクター
銘板名称
適合電線線径
要求仕様
B1
24V(駆動源)
KIV0.75mm2
(AWG18)
電源電圧:DC24V±10%
電源容量:使用する機種による
詳細は、基本仕様 を参照
電線長さ:10m以内
(インターフェイスボックスを使用する機種は、アクチュエーターケーブル + 電源・I/O ケーブルの合計が10m以内)
A2
24V(制御)
A1
0V
(注)A2の24V(制御)の電線は、0.3mm2(AWG22)を使用できます。
電気用品安全法認可品の使用を推奨します。

参考

  • 外部に停止スイッチを設ける場合には、「B1」端子の配線にb接点のスイッチを追加してください。24V(駆動源)の電源供給を遮断することで、停止状態(駆動電源OFF)となります。
停止させるための駆動源遮断スイッチの配線
エレシリンダーを外部スイッチで停止させるには、モーター駆動源を遮断します。
駆動源の+24V電源に外部スイッチを設けることにより、エレシリンダーを停止させることができます。
ティーチングボックスの場合は、停止スイッチが付いていますが、パソコン専用ティーチングソフトには停止スイッチがありません。
ティーチング(教示)などの作業を行う場合は、外部に駆動源遮断スイッチを設けてください。
1台のエレシリンダーの駆動源を遮断する例を示します。
(※)TMD2仕様(オプション)でない場合は、駆動源と同時にコントローラーの制御電源もOFFになります。制御電源を切りたくない場合は、電源2系統仕様TMD2(オプション)を選択してください。

注意

  • DC24VをON/OFFして電源を供給する場合、0Vは接続したままとし、+24Vを供給/切断(片切り)を行ってください。
    両切りした場合、0Vが先に切れると電位が不安定になります。
    これにより、コントローラー内部の部品故障につながる恐れがあります。
  • 電源遮断後、再投入する際、1秒以上間隔をあけてください。
  • 制御電源を供給しない状態でモーター電源だけを供給しないでください。
回路例 電源2系統仕様TMD2でない場合
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回路例 電源2系統仕様TMD2の場合
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配線方法
電源・I/Oコネクターに電源配線を接続するとき、接続図を見ながら、+24Vの電源ライン(「B1」端子の配線)に駆動源遮断スイッチを接続してください。
24Vの電源供給を遮断することで、停止状態(制御/駆動電源OFF、TMD2は駆動電源OFF)になります。
◆停止スイッチ
  • ドライ接点(b接点)
  • 電源容量は、下表の要求仕様による
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ピン
番号
コネクター
銘板名称
適合電線線径
要求仕様
B1
24V
KIV0.75mm2
(AWG18)
電源電圧:DC24V±10%
電源容量:使用する機種による
詳細は、基本仕様 を参照
電線長さ:10m以内
(インターフェイスボックスを使用する機種は、アクチュエーターケーブル + 電源・I/O ケーブルの合計が 10m以内)
A1
0V
PLCとの配線
PLCと各種信号の入出力を行うため、コネクター端子台に信号配線を接続します。
接続図を見ながら、コネクター端子台に 1.~6. の配線を接続してください。
  1. コネクター「B3」端子と、「後退」(シングルソレノイド方式の場合、「前進/後退」)の出力端子を接続します。
  2. コネクター「B4」端子と、「前進」の出力端子を接続します。
    (注)シングルソレノイド方式の場合、「B4」端子の接続は不要です。
  3. コネクター「B5」端子と、「アラーム解除」の出力端子を接続します。
  4. コネクター「A3」端子と、「後退完了」の入力端子を接続します。
  5. コネクター「A4」端子と、「前進完了」の入力端子を接続します。
  6. コネクター「A5」端子と、「アラーム」の入力端子を接続します。
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◆ダブルソレノイド方式
ピン
番号
コネクター
銘板名称
信号略称
適合電線線径
機能概要
B3
後退
ST0
KIV0.20mm2
(AWG24)
後退指令
B4
前進
ST1
前進指令
B5
アラーム解除
RES
アラーム解除
A3
後退完了
LS0/PE0
後退完了/押付け完了
A4
前進完了
LS1/PE1
前進完了/押付け完了
A5
アラーム
*ALM
アラーム検出(b接点)
◆シングルソレノイド方式
ピン
番号
コネクター
銘板名称
信号略称
適合電線線径
機能概要
B3
後退
FWBW
KIV0.20mm2
(AWG24)
前進/後退指令
B4
前進*1
B5
アラーム解除
RES
アラーム解除
A3
後退完了
LS0またはPE0
後退完了または押付け完了
A4
前進完了
LS1またはPE1
前進完了または押付け完了
A5
アラーム
*ALM
アラーム検出(b接点)
*1 シングルソレノイド方式では使用しません。
ブレーキ解除の配線
ブレーキ付き仕様を選択し、ブレーキを強制的に解除するスイッチを設ける場合は、コネクター「B2」端子に配線を接続してください。
ブレーキ付きのエレシリンダーでない場合や、ブレーキの強制解除を必要としない場合は、配線不要です。
電源容量として、DC24V±10%・200mA以上が必要となります。
ピン
番号
コネクター
銘板名称
信号略称
適合電線線径
要求仕様
B2
ブレーキ解除
BKRLS
KIV0.20mm2
(AWG24)
DC24V±10%、200mA以上
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(注)ティーチングツールからもブレーキ解除が可能です。
詳細は ティーチングツールの接続と試運転 を参照してください。