取扱説明書 MJ3816-6B

トラブル診断の進め方(200V AC サーボモーター搭載機種)

迅速な復旧と再発防止のために、トラブル発生時にはまず以下の点を確認してください。
  1. ステータスLED(SV/ALM LED)の確認
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○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
SV/ALM LED
(モーター側から見て右側)
運転状態
*ALM信号(※1)
出力状態
SV(緑)
ALM(赤)
×
×
電源OFF、サーボOFF
OFF
サーボOFF
ON
×
アラーム発生
OFF
停止スイッチON
(ティーチングボックス使用時)
ON
×
制御電源ON、サーボON
ON
(※2)
(緑500msの
1Hz周期点滅)
×
メンテナンス警告発生
(移動回数・走行距離が設定値を超えた場合や過負荷警告発生時)
ON
(※2)
(緑1000msの
0.5Hz周期点滅)
×
自動サーボOFF中
ON
○(緑・赤同時点灯)
電源投入時の初期化中
OFF
※1 ALM信号は、B接点出力の信号です。
※2 メンテナンス警告中と自動サーボOFF中では、点滅周期が異なりますので注意してください。
モーター側から見て右側
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  1. ステータスLED(モーター電源状態LED)の確認
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○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
モーター電源状態 LED
(モーター側から見て中央)
モーター電源状態
×
モーター電源ON
×
モーター電源OFF
電源投入時の初期化中
モーター側から見て中央
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  1. ステータスLED(無線状態 LED)の確認
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○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
無線状態 LED
(モーター側から見て左側)
運転状態
×
×
無線未接続(モニタ―データ送信中)
有線ティーチングボックスからの接続中
×

(ON200ms/OFF200ms
の交互点滅)
無線ハードウェア異常

(ON150ms/OFF150ms
の交互点滅)
×
無線接続中
電源投入時の初期化中
モーター側から見て左側
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  1. モーター駆動⽤DC電源のステータスLEDの確認
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○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
ステータスLED
状態
駆動源
*ALM信号(※1)
出力状態
ALM
A0
A1
A2
×
×
×
×
正常
ON
×
×
×
内部リレー寿命回数警告*1
非遮断
ON
×
×
×
電解コンデンサー寿命警告*1
非遮断
ON
×
×
×
ファン回転数低下警告*1
非遮断
ON
×
×
モーター電源電圧低下
非遮断
OFF
×
×
ファン異常検出
遮断
OFF
×
×
回生放電電力過剰
遮断
OFF
×
モーター電源電圧過大
遮断
OFF
×
PCB温度異常
遮断
OFF
×
パワーデバイス加熱
遮断
OFF
重故障
遮断
OFF
電源投入時の初期化中
※PWR、MPも点灯
OFF
※1 ALM信号は、B接点出力の信号です。
*1 警告が併発した場合は複数LEDが同時に点滅します。
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  1. 上位機器の異常有無の確認(PLCなど)
  2. モーター駆動⽤DC電源に供給しているAC100VまたはAC200Vの電圧確認
    瞬時停電・電圧降下・電源異常などが発生していないか、確認してください。
  3. 制御電源DC24Vの電圧確認
    瞬時停電・電圧降下・電源異常などが発生していないか、確認してください。
  4. 発生したアラームの確認
    ティーチングツールで、アラーム情報を確認してください。
  5. コネクター類の脱落または不完全接続の確認
  6. ケーブル類の接続・断線やはさまれの確認
    装置の主電源を切り(感電の防止)、測定部の配線を外して(回り込み回路による導通の防止)から、導通確認を行ってください。
  7. 入出力信号の確認
    上位機器とエレシリンダーのティーチングツールを使用して、双方の入出力信号状態の矛盾や異常がないか、確認してください。
  8. ノイズ対策の確認(接地線の接続・ノイズフィルターの接続など)
  9. トラブル発生までの経過および発生時の運転状況の確認
  10. 発生原因の解析
  11. 対策

注意

  • トラブル対策を進める際は、確実に正常である部分を疑いの対象から外して、原因を絞り込んでいく必要があります。
  • 速やかに対策を進めるために、まず 1.~10. の状況を確認してください。