トラブル診断の進め方(200V AC サーボモーター搭載機種)
迅速な復旧と再発防止のために、トラブル発生時にはまず以下の点を確認してください。
- ステータスLED(SV/ALM LED)の確認
○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
SV/ALM LED (モーター側から見て右側) | 運転状態 | *ALM信号(※1) 出力状態 | ||
|---|---|---|---|---|
SV(緑) | ALM(赤) | |||
× | × | 電源OFF、サーボOFF | OFF | |
サーボOFF | ON | |||
× | ○ | アラーム発生 | OFF | |
停止スイッチON (ティーチングボックス使用時) | ON | |||
○ | × | 制御電源ON、サーボON | ON | |
★(※2) (緑500msの 1Hz周期点滅) | × | メンテナンス警告発生 (移動回数・走行距離が設定値を超えた場合や過負荷警告発生時) | ON | |
★(※2) (緑1000msの 0.5Hz周期点滅) | × | 自動サーボOFF中 | ON | |
○(緑・赤同時点灯) | 電源投入時の初期化中 | OFF | ||
※1 ALM信号は、B接点出力の信号です。
※2 メンテナンス警告中と自動サーボOFF中では、点滅周期が異なりますので注意してください。
※2 メンテナンス警告中と自動サーボOFF中では、点滅周期が異なりますので注意してください。
モーター側から見て右側
- ステータスLED(モーター電源状態LED)の確認
○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
モーター電源状態 LED (モーター側から見て中央) | モーター電源状態 | |
|---|---|---|
緑 | 赤 | |
○ | × | モーター電源ON |
★ | × | モーター電源OFF |
○ | ○ | 電源投入時の初期化中 |
モーター側から見て中央
- ステータスLED(無線状態 LED)の確認
○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
無線状態 LED (モーター側から見て左側) | 運転状態 | |
|---|---|---|
緑 | 赤 | |
× | × | 無線未接続(モニタ―データ送信中) 有線ティーチングボックスからの接続中 |
× | ★ (ON200ms/OFF200ms の交互点滅) | 無線ハードウェア異常 |
★ (ON150ms/OFF150ms の交互点滅) | × | 無線接続中 |
○ | ○ | 電源投入時の初期化中 |
モーター側から見て左側
- モーター駆動⽤DC電源のステータスLEDの確認
○:点灯 ×:消灯 ★:点滅
ステータスLED | 状態 | 駆動源 | *ALM信号(※1) 出力状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
ALM | A0 | A1 | A2 | |||
× | × | × | × | 正常 | ― | ON |
× | ★ | × | × | 内部リレー寿命回数警告*1 | 非遮断 | ON |
× | × | ★ | × | 電解コンデンサー寿命警告*1 | 非遮断 | ON |
× | × | × | ★ | ファン回転数低下警告*1 | 非遮断 | ON |
○ | ○ | × | × | モーター電源電圧低下 | 非遮断 | OFF |
○ | × | ○ | × | ファン異常検出 | 遮断 | OFF |
○ | × | × | ○ | 回生放電電力過剰 | 遮断 | OFF |
○ | ○ | ○ | × | モーター電源電圧過大 | 遮断 | OFF |
○ | ○ | × | ○ | PCB温度異常 | 遮断 | OFF |
○ | × | ○ | ○ | パワーデバイス加熱 | 遮断 | OFF |
○ | ○ | ○ | ○ | 重故障 | 遮断 | OFF |
○ | ○ | ○ | ○ | 電源投入時の初期化中 ※PWR、MPも点灯 | ― | OFF |
※1 ALM信号は、B接点出力の信号です。
*1 警告が併発した場合は複数LEDが同時に点滅します。
*1 警告が併発した場合は複数LEDが同時に点滅します。
- 上位機器の異常有無の確認(PLCなど)
- モーター駆動⽤DC電源に供給しているAC100VまたはAC200Vの電圧確認
瞬時停電・電圧降下・電源異常などが発生していないか、確認してください。 - 制御電源DC24Vの電圧確認
瞬時停電・電圧降下・電源異常などが発生していないか、確認してください。 - 発生したアラームの確認
ティーチングツールで、アラーム情報を確認してください。 - コネクター類の脱落または不完全接続の確認
- ケーブル類の接続・断線やはさまれの確認
装置の主電源を切り(感電の防止)、測定部の配線を外して(回り込み回路による導通の防止)から、導通確認を行ってください。 - 入出力信号の確認
上位機器とエレシリンダーのティーチングツールを使用して、双方の入出力信号状態の矛盾や異常がないか、確認してください。 - ノイズ対策の確認(接地線の接続・ノイズフィルターの接続など)
- トラブル発生までの経過および発生時の運転状況の確認
- 発生原因の解析
- 対策
注意
- トラブル対策を進める際は、確実に正常である部分を疑いの対象から外して、原因を絞り込んでいく必要があります。
- 速やかに対策を進めるために、まず 1.~10. の状況を確認してください。